大きな屋根の下の小さなフレンチレストラン。
地元出身の山下シェフが、東京や名古屋で修行を重ね、地元に帰郷してオープンするレストランの設計を担当させていただきました。
地元で20年愛されてきたカフェを改修。
開口部の少ない薄暗さが魅力のカフェを、開口部を増やして周りの緑を取り入れるレストランへ。
また、平家なのに大きな屋根のある建物の屋根裏を調べた際に、
建物の中央に隠されていて見えなくなっていた光穴があることが分かり、
そこに焦点を当てるためにエントランスに八角形の壁を作り、自然に見上げる構造にしました。
また、食事をする空間は、大きな屋根の迫力を出す為に天井を抜き、小さな空間ながら開放感が感じられるようにしました。
施主の名前から、またこれから…の意味を込めて「原石」をデザインテーマとし、ロゴデザイナーと共に建物のカラーやロゴデザインまで統一。
トイレも開けた時にトイレと分からないような、大きな石の中に居るようなデザイン空間としました。
※建築:清水建設
※大工:勲和建築
※電気:日之出電気
※設備:和田梅
※左官:土松左官
※建具:長棟建具
※サッシ:八幡ガラス
※塗装:古田ペイント
※内装:大和インテリア
※ガス:前田プロパン
※キッチンステンレス:郡上金属
※板金:橋本板金
※キッチン:北沢産業
※テーブル:koivu
※ロゴデザイン:上村大輔
※サイン:タニグチサイン